電気工学科

その情熱、実現させよう。



北海道 2年制 電気のスペシャリストをめざす 電気工学科

2018年09月10日 胆振東部地震と停電について

9月6日に発生した地震により日本工学院も数日間休校していましたが、本日より授業が再開しました。

今回の地震は「北海道胆振東部地震」と名付けられたそうですが、胆振西部にある登別も震度5弱を観測し1日~2日程度の間は停電となっていました。停電を体験することで普段どれだけ電気に頼った生活をしていたのか実感した方も多いと思いますが、いくつか例を挙げていきたいと思います


◎照明
「停電」と聞いて真っ先に想像するのは明かりが無いということだと思います。この時期ですと夜7時にはもう暗くなるので何もできなくなります。懐中電灯やLEDランタンなどを用意しておきましょう

◎信号
当たり前ですが信号は電気で光っています。停電中は信号が使えなくなり特に夜間は街灯もついていない状態なので、停電時に出歩く際は車に対して細心の注意を払う必要があります
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◎暖房
今回は9月頭ということで、そこまで寒くなかったことが幸いでした。冬の停電では暖房が使えなくなると生死にかかわる事態になりかねないので、カセットボンベ式のガスストーブなどがあるとよいでしょう

◎情報
テレビなどは使えないですが、現在ではスマホでニュースやSNSを確認する人が多いと思います。ただしSNSではデマなどの不正確な情報も多く流れているため、ラジオなどを用意して複数の情報を得るようにしましょう。またスマホの充電については電池や手回しでの充電機器を用意するのがベストですが、市役所や避難所で充電サービスがある場合もあるようです
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◎自動車
ガソリンがある限りは車は走ってくれますが、そのガソリンも供給がままならない場合が多いです。しかし「車のラジオで情報を聞く」「車のソケットでスマホを充電する」など今回の停電の際にも電気的に活躍してくれる場面が多かったと思います
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◎冷蔵・冷凍庫
食品関係は生鮮食品や冷凍食品などは冷蔵庫が使えないと長期保存は難しくなります。現在もスーパーでは肉類や卵・牛乳はあまり販売は多くありません。冷蔵庫は断熱性能が高いので、普段から冷凍室に保冷材などを入れておくだけでもかなり温度を保つことができるのでお勧めです

◎水道
登別では今回の地震で断水した地域は少なかったようです。基本的に電気と水道という2つのライフラインは独立しているのですが、電動ポンプで貯水槽へくみ上げる建物(ビルなど)では電気が止まると水道も使えなくなります。今回、日本工学院の学生寮も停電と同時に水道が使えなくなり仮設トイレを設置しました。


停電しているとわかっていても無意識の行動をして「あっ、電気使えないんだった」となったことが多かったのではないでしょうか。生活に電気が密着していることを意識しながらいざという時のための対策を怠らないでください。

n-77171606 at 18:17 | この記事のURL | |

2018年08月29日 登別太陽光発電所見学会

先日は、株式会社大林クリーンエナジー様の登別太陽光発電所へ見学に行きました。

日本工学院から歩いて数分というすぐ近くに60000平方メートル以上の太陽光発電所があります。5年ほど前から稼働しているのですが、近隣ということもあって毎年こうして見学させていただいています。

あいにくの曇り模様となってしまいましたが、視界一面に広がる太陽光パネルや実際の大型設備などをみることができて大変良い経験になったと思います。


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n-77171606 at 8:53 | この記事のURL | |

2018年07月27日 2018年度 第37回工学院祭

7/21,22日に日本工学院の工学院祭が開催されました。

 今回は登別青嶺高校、室蘭大谷高校、白菊幼稚園など近隣地域のゲストも大勢招いての学校祭となりました。幸いにも2日間とも天気も良く、皆さん楽しむことができたのではないかと思います。


 さて、今年の電気工学科は3店舗も模擬店を出すこととなりました。基本的に有志で行っているので、今年の学生はやる気にあふれているということでしょうか。焼き鳥、ジュース、フライドポテト、かき氷と売り上げも中々のものだったようで、成功と言っていいのではないでしょうか。

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 ちなみに、ひとつだけ残念だったのは今回の工学院祭と第二種電気工事士の技能試験がかぶってしまったことです。受験していた何名かは工学院祭初日は参加できませんでした。
 10学科もある専門学校ですので毎年どこかの学科の予定がかぶってしまうことがあるのですが、行事を休んでまで受験した以上は必ず合格していて欲しいですね

n-77171606 at 14:46 | この記事のURL | |

2018年07月07日 2週間後は工学院祭になります

 「北海道には梅雨がない」とよく言われますが、ここ数日は北海道でも雨がひどくなっており、被害が出ている地域もあるようです。

 2週間後の7/21(土),22(日)は日本工学院の学校祭があるため、そうした雨が止んでくれることを祈るばかりです。

 昨年の電気工学科では写真のように実習室でNゲージや発電キットを使った実験を行いました。今年もまた様々な出し物を用意していますので、お時間のある方は来てみてください

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n-77171606 at 12:54 | この記事のURL | |

2018年06月28日 資格紹介 〜消防設備士7類〜

登別も半袖でよいくらいに暖かくなってきました。ようやく夏到来といった感じです


さて、今回は消防設備士 乙七類について紹介したいと思います。

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・概要
 消防設備は全部で7種類ありますが、このうち七類は漏電火災警報器に関する整備・点検を行うことができます。ただし、この漏電火災警報器の設置工事は「電気工事士」が行うため、四類とは違って甲種が存在しません。



・試験内容
 試験は4択問題30問と鑑別問題(写真を見ての記述問題)5問で、各分野40%かつ全体60%の正解で合格となります。
 工事に必要な資格である電気工事士を取得していると選択問題14問と鑑別問題すべてが免除になるので、大幅に簡単になります。そのため、第二種電気工事士を取得してから受験するのがお勧めです。


・試験日程
 都道府県によって異なりるため北海道での開催についてのご案内ですが、開催は年5回であり試験地は道内の主要都市7か所です。(3月の試験は札幌のみの開催です)
 また、北海道では「電気工事士での免除を行い」「4類と7類を受験する」場合のみ複数同時受験が可能となっています。


 免除を用いたら非常に簡単に国家資格が取れてしまいます。活用する場面は他の類に比べるとかなり少ないとは思いますが、お手頃なので履歴書の資格欄が寂しい人は取ってみるとよいでしょう

n-77171606 at 19:14 | この記事のURL | |

2018年06月13日 受験申込の日程色々

 暖かくなってきたと思ったら、ここ数日は雨のせいもありストーブが欲しい気温になっています。

 さて、今日から今年の第一種電気工事士の受験申込の受付が始まりました。受験を考えている方は6/13〜6/27の間に忘れず申し込み手続きをしてください。


 ところで、今年は第二種電気工事士の試験制度変更(上期と下期の両方受験可能)があり、受験申込期間も色々と変更になっております。以下に今年の工事士の資格日程を並べてみました

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〇第二種電気工事上期
  申込:3/14 〜 4/4
  筆記:6/3
  技能:7/21 or 7/22

〇第二種電気工事士下期
  筆記申込:7/9 〜 7/23
  筆記免除者申込:8/27 〜 9/12
  筆記:10/7(午前)
  技能:12/8 or 12/9

〇第一種電気工事士
  申込:6/13 〜 6/27
  筆記:10/7(午後)
  技能:12/8 or 12/9

 第二種電気工事士は下期試験の申込が「筆記試験から受ける人」と「筆記は免除で実技を受ける人」に分かれて申し込むようになりましたので注意が必要です。

 また、筆記試験では第二種の下期と第一種の日程がおりますが、詳しく見てみると午前と午後で分かれているそうなので両方受験も可能なようです。

 
 制度が変更になった年は人的なミスが発生しやすいです。受験を考えている方は今一度、試験日や申込日を確認してみてください。

n-77171606 at 18:39 | この記事のURL | |

2018年06月07日 第二種電気工事士 試験本番(2度目の挑戦)

 専門学校では何より資格の取得が大切ですが、先日は前期の山場である第二種電気工事士の資格試験が行われました。日本工学院では主に1年生の時に不合格になった学生が再挑戦として受験することになります。

 この資格は実務経験などが不要のため、取得すれば自宅の電気工事などを行えるようになります。もし電気以外の道に進む場合でもとても便利な資格です。

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 平成30年度からは試験制度が変更になり1年に2回受けられるようになりましたが、どうやら試験内容の方は例年と同じで大きな変更は無かったようです

 試験問題は試験を行っている電気主任技術者センターのHPで公開されています。解答も公開されているため、これから受験しようと思っている方もぜひ確認してみてください。※解説は無し

今回の試験の正式な合格発表はまだ先ですが、自己採点で合格している人たちはさっそく技能試験の練習に取り組んでいることでしょう。


頑張れ 資格受験生





n-77171606 at 19:0 | この記事のURL | |

2018年05月22日 資格紹介〜消防設備士4類〜

第二種電気工事士の上期試験まであと10日ほどとなりました。学生たちも合格に向けて必死な気持ちだと思います。

さて、今回は消防設備士 乙四類/甲四類について紹介したいと思います。

・概要
 消防設備は全部で7種類あるのですが、このうち四類は各種火災報知器などの取り扱いに関する資格になります。乙種の場合はその整備・点検が、上位である甲種ではそれに加えて工事を行うことができます。



・試験内容
 乙種は4択問題30問と鑑別問題(写真を見ての記述問題)5問で、各分野40%かつ全体60%の正解で合格となります。
 甲種は4択問題30問と鑑別問題5問に加えて製図問題2問が入ります。合格基準は乙種と同様です。
 なお、第二種電気工事士や第三種電気主任技術者を取得していると試験問題が一部免除されます。


・試験日程
 都道府県によって異なるようですが、北海道では年5回開催されています。ただし、試験日によって試験地や開催している試験の種類が異なるので注意が必要です。


電気工事系の技術者としてはぜひ持っておきたい資格の一つと言えます。甲種では製図問題も入ってくるので、まずは乙種から目指してみましょう。

n-77171606 at 18:50 | この記事のURL | |

2018年05月14日 5,6月のオープンキャンパス案内

2年生は内定を獲得した人や受験企業を決めた人も多くいます。自分の進路選択が人生を左右するため、じっくりと考えて欲しいところです。


さて、進路選択で言えば高校3年生もこの1年間で悩みに悩んでいくと思います。その選択肢の中に日本工学院を考えている方はぜひ以下の日程で開催されているオープンキャンパスに参加してみてください

〇オープンキャンパス
 学科それぞれで時間ごとに色々な体験メニューを用意しているので、毎時間やってみたいところへ参加する形式です。主に日曜日に行います
 5/20 6/10 6/24

〇体験入学
 1日ずっと希望する学科で説明や実習を受ける形式です。主に土曜日に行います
 5/26 6/16 6/23


迷っているなら実際に行ってみるのが一番です。この日程のあとに色々予定しておりますのでぜひ参加してみてください

n-77171606 at 18:50 | この記事のURL | |

2018年04月25日 4月の就職活動について

新年度の授業が始まったばかりですが、今秋が終わればもうゴールデンウイークになります。
カレンダー上では飛び飛びの連休ですが日本工学院では8連休になっているので、入学後初めて帰省する1年生も多いことでしょう。

さて2年生になったばかりですが、最終面接に挑む学生やもう内定をもらった学生などもおります。ここ数年では4月〜6月でほぼ全ての学生の進路が決まるような状況になっています。

同級生が内定を取っていることに焦って慌てて受験を決める学生もいますが、一生に関わることですので他人に惑わされず落ち着いて自分の道を決めて欲しいと思います

n-77171606 at 18:28 | この記事のURL | |

2018年04月17日 新学期が始まりました

新年度の授業が始まって1週間、新生活にも慣れてきた頃でしょうか

 1年生前期の授業では英語、数学、物理といった基礎科目も多く行います。高校の復習のような授業なのですが、いかんせん学生は各地の様々な高校から来ていますので修得状況にも大きく差があります。

 これらの基礎科目は電気の世界の様々な場面で必要になります。既に習っている人はしっかりと復習を、初めて習う人はこれからの習得を目指して頑張ってください


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n-77171606 at 18:58 | この記事のURL | |